ブラシの描き味を決定する「ブラシパレットウィンドウ」について説明します。
※矩形や円、直線、曲線などを描く場合は→<ツールとツールオプション編>のブラシの項目か、<定規編>を参照。
※変更したブラシの設定を保存したい場合は→<ブラシ保存編>を参照
パラメータの数値をキッチリ合わせたい場合は、shiftを押しながらスライダを弄ると良い。
スライダで数値入力したい場合は、
スライダ付近でマウスの左ボタンを押したままキーボードから数値を入力するか、
スライダ付近で右クリックした後、キーボードから数値を入力してEnterキーを押せばできます(ver1.30_script06以降)
※数値が微妙にずれる事がありますが仕様です。内部的には数値が合ってます(「ブラシ設定をコピー」で確認)
ver1.36_script33の20130429版 時点
●サイズ、濃度、ブラシ画像など
【種類】
・「ノーマル」…通常は「ノーマル」のままでokです。
・「文字」…文字ツールとして使うときにこの設定にします。
・「p1」「p2」「p3」「a1」「t1」「t4」…別に説明します→こちら
【描画】…ブラシの描画モードを設定します。
・「通常」…普通。
・「乗算」…ブレンドモード「乗算」で色を塗り重ねられる
・「スクリーン」…ブレンドモード「スクリーン」で色を塗り重ねられる
・「境界」…水彩境界。透明部分と塗りの境を色濃く出来る。
厳密に言うと境界部分が選択した色、その内側が薄くなった色。
薄い部分はレイヤーの透明度固定で薄くしているようです。
※境界の太さや濃さは、ブラシパレットの「境界サイズ」「境界」のスライダから変更可能。
・「加算」…ブレンドモード「加算」で色を塗り重ねられる
・「焼き込み(リニア)」…ブレンドモード「焼き込み(リニア)」で色を塗り重ねられる
・「ハードライト」…ブレンドモード「ハードライト」で色を塗り重ねられる
・「リニアライト」…ブレンドモード「リニアライト」で色を塗り重ねられる
・「ピンライト」…ブレンドモード「ピンライト」で色を塗り重ねられる
・「オーバーレイ」…ブレンドモード「オーバーレイ」で色を塗り重ねられる
・「比較(暗)」…ブレンドモード「比較(暗)」で色を塗り重ねられる
・「比較(明)」…ブレンドモード「比較(明)」で色を塗り重ねられる
・「差の絶対値」…ブレンドモード「差の絶対値」で色を塗り重ねられる
・「ベタ」…元からある描画の色情報を書き換える様に上から塗り潰せる。
ブラシの透明度の重なりは通常の動作と変わらないので、レイヤー上の色の濃淡は残る。
ベタとして使うには、一度白で塗り潰してから使うと良い。(レイヤー上のピクセルの透明度を100%にしてやる。)
・「hsv」…hsvモードの様に色を塗り重ねる事が出来ます
・「なし」…「なし」に設定した上で、混色「ぼかし」のパラ―メータを使うとぼかしツールが作れます。
ただし、「なし」のままだとバケツツール(塗り潰し)が使えないので注意。
…右側がブラシ画像を選択。ブラシ画像一覧が出てきます
左側がブラシ画像をフォルダ分けしてる時にフォルダの一覧が出てくる。
・「all」…フォルダ分けがしてあっても関係なく全ての画像の一覧を表示。
・「/」…一番上の階層にある画像を表示。
※ブラシ画像の追加、フォルダ分けの仕方は→<テクスチャ・ブラシ画像の追加編>
※サムネイル表示で使うには→<ブラシ画像パレット編>
「サイズ」スライダ…ブラシの太さ(px)を変更できます。
「濃度」スライダ…ブラシの濃度(透明度)(%)を変更できます。
「ps不透明度」…この数値を下げると、photoshopの鉛筆ツールのような透明度を下げても均一な塗りができます。
※「濃度」は100にしてから使うと良い。
仮想の別レイヤーを使っているので混色機能は使えなくなります(筆圧曲線 補充 背景色での色は混色できる)
混色を使いたい場合は「ps不透明度」スライダを100にしておくと良い
また、ver1.35_script32の20120630版から付いた「混色 レイヤー」スライダを使えば混色ができるようになります
「間隔」スライダ…ブラシ画像を描画する間隔(%)を変更できます
●テクスチャ
【T効果】…テクスチャをどういう風に描画するかを決定
・「ブラシ濃度」…ブラシの透明度にテクスチャを適用。
塗り重ねればテクスチャは見えなくなる。
※ブラシ濃度の場合、ブラシパレットの「アンチエイリアス」のチェックを切ると
テクスチャのアンチエイリアスも切れるので注意。
・「レイヤー透明度」…(ブラシで描いた範囲内の)レイヤー上の、ピクセルの透明度にテクスチャ適用
塗り重ねてもテクスチャの形状を維持。
・「前景色・背景色」…描画色でテクスチャの描画部分を、背景色でテクスチャの透明部分を塗り潰す。
ブラシで使う時は、混色「細かく」、補充「100」にする事。
バケツで使う時にはツールオプションパレットでパターン「ブラシテクスチャ」にしている事。
使用した色→
テクスチャ→
…右側の欄でテクスチャ画像を選ぶ。「なし」を選ぶとテクスチャ機能をオフに出来る。
左側はフォルダ分けをしている時にフォルダの一覧がでます。
・「all」…フォルダ分けがしてあっても関係なく全ての画像の一覧を表示。
・「/」…一番上の階層にある画像を表示。
※テクスチャ画像の追加、フォルダ分けの仕方は→<テクスチャ・ブラシ画像の追加編>
※サムネイル表示で使うには→<テクスチャパレット編>
「テクスチャ」スライダ…テクスチャの反映度をこの数値(%)で決定します。
この数値を「0」にするとテクスチャ機能がオフ状態と変わらないので注意。
「テクスチャの反転」…テクスチャ画像の白黒を反転させた状態で使います
テクスチャで普段描画していた部分が透明に、透明だった部分が描画部分に変わる。
●混色・ぼかし
※描画部分が存在するレイヤーで混色します。透明度との混色はしないので透明部分では機能しません。(「ぼかし」と「細かく2」は別。)
※混色機能を切りたい場合は、「混色」「混色s」を0に、「補充」「補充s」を100にします。
※「sp不透明度」スライダを使用していると混色機能が使えなくなります。「ps不透明度」スライダは100にしてからお使いください
【混色】…混色の仕方を決定します
・「粗く」…ブラシ円全体で混ざった色を出す。
・「細かく」…ブラシ円の中でもピクセルごとに混ざった色を出す。
なので下にある描画がそのまま引きずられた様な混ざり方をする
混色「粗く」
混色「細かく」
・「粗く2」「粗く3」…ver1.30_script01以降に追加。 ※「粗く3」はver1.35_script32の20120103版以降なくなりました
「粗く」との正確な違いは分かりません
予想ですが、透明保護や選択範囲を使用して着色している際、
透明部分からのストロークで描画色が強く出過ぎないようにする為のものかも?
・「細かく2」…この項目だけ透明度とも混ざります
※「細かく2」のままだとバケツツール(塗り潰し)が使えないので注意。
「補充」「補充s」を0、「混色s」を100にして、「混色」スライダの数値を上げると指先ツールになります
※指先ツールとは、既にレイヤー上に描かれている色を指で引きずった様にするブラシです
→
この文字列をコピーしてからメニュー欄の「ブラシ」→「ブラシ設定を貼り付け」でブラシが反映されます
「混色」スライダ…既にレイヤー上に描かれている色をブラシの描画色にどれだけ混ぜるか、その量を決める(透明度とは混ざりません)
数値が少ない時ほど色伸びをし、数値が大きい時はねっとりとした描き心地になります。
そして、数値が0だと混色を切っている状態です。
数値が少ない時は少しずつしか下地の色を取得しないのでゆっくりと色が変化するのに対し、
数値が大きいと取得した色がすぐさま反映されるのであまり色伸びしないねっとりとした印象になります
「補充」スライダ…選択している描画色をどれだけブラシに反映するかを決める
「s混色」スライダ…ストロークの開始地点(start)で既にレイヤー上に描かれている色を、
ブラシの描画色にどれだけ混ぜるか、その量を決める(透明度とは混ざりません)
「s補充」スライダ…ストロークの開始地点(start)で、選択している描画色をどれだけブラシに反映するかを決める
↑混色15、補充0、濃度100の場合(要するに「混色」スライダのみの動作)
ブラシ画像が一つ進むごとに下地の色を取り込んでいるのが分かります
「補充」の数値を上げると、この色(下地の色を取り込んだ色)に選択中の描画色を足した色になります
「ぼかし」スライダ…キャンバス上に描かれてる描画をぼかす。(描画をしてからぼかすのでブラシ画像もぼかされたように見える)
そのぼかしの強さを変更できます。
「混α1」スライダ…「混α2」の数値が大きい時に使います
「混α2」で薄くなった描画色の濃度を上げます
※「濃度」スライダで数値を上げても描画色の濃度は上がりますが、
同時に消去部分の数値も上がるので描画のみ数値を上げたい時に使う
「混α2」スライダ…色の混色とは違って、透明度を混色させる為のもの(正確には混”色”ではなく混”透明度”)
レイヤーのα値上で混色動作をさせて透明度をかき混ぜていると予想
数値を上げると透明度が混ざったようになりますが、透明度の濃さ(普通の混色で言うところの「補充」?)を弄れるだけで、
混ざり具合の強さは一定のまま弄れないようです
混色「粗く」の状態で透明度を混ぜている。(「細かく」の状態に出来れば指先ツールも作れそうですが無理っぽい)
数値を大きくすると透明感が増しますが100%塗りつぶし状態にならないため、
下レイヤーの色が透けて見えます。(「混α1」の数値を少し上げればマシになる)
※「筆圧曲線 消去」と似た機能ですが別物です。
「筆圧曲線 消去」はレイヤー上の透明度を減らす(消去)だけですが
「混α1」「混α2」はレイヤ上の透明度を増やす事もします。
あと、混αは筆圧で変化しません
↑で使用した混αブラシ
この文字列をコピーしてからメニュー欄の「ブラシ」→「ブラシ設定を貼り付け」でブラシが反映されます
<昔に検証したもの> ・「混α1」は、「混α2」の数値が大きくないと反映しない ・「混α1」「混α2」のどちらか、もしくは両方が、レイヤー上の透明度によって塗り心地が変わる ・「筆圧曲線 消去」とは似ていますが別物です。 「筆圧曲線 消去」はレイヤー上の透明度を減らす(消去)だけですが 「混α1」「混α2」はレイヤ上の透明度を増やす事もします(↓下画像参照) ![]() ![]() 興味深いのはレイヤー透明度0%の場所に描いた場合ピンクではなく白が出てくる事。 これはピクセルに色情報が無く、透明度だけ100%にされた為にこうなったのでしょう その隣のレイヤー透明度10%の部分は、薄いピンクが透明度100%にされて濃いピンク(本来のピンク色)になってます 検証用ブラシ ブラシ画像は<download>の「kpスキャン筆」の中にあります psdのテンプレ→konalpha_template.zip |
![]() |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 筆圧の詳細な設定が出来ます。 ドッキングパレットかパネル2で「ブラシ筆圧曲線」を表示できます→<パレット整理編2>参照 それぞれ「サイズ」「濃度」「補充」の筆圧設定をオンにしていないと使えません。 ※筆圧補充は[ブラシ]→[ブラシ 筆圧 補充]をオンにすると使えます。 「補充背景色」と「消去」は常に筆圧オンの状態です。 オフにしたい場合は曲線を全て下にすればOK(←左画像参照) ●筆圧曲線 サイズ ![]() ![]() 筆圧「サイズ」又は「サイズ+濃度」をオンにしていると使えます サイズの最大値は「サイズ」スライダで設定した数値まで。 サイズの最小値は「最小サイズ」スライダで設定した数値まで。
●筆圧曲線 濃度 ![]() ![]() 筆圧「濃度」又は「サイズ+濃度」をオンにしていると使えます 濃度の最大値は「濃度」スライダで設定した数値まで。 濃度の最小値は「最小濃度」スライダで設定した数値まで。 ●筆圧曲線 補充 ![]() ![]() [ブラシ]→[ブラシ 筆圧 補充]をオンにすると使えます。 混色を使っているときの補充量が筆圧によって変化します 補充の最大値は「補充」スライダで設定した数値まで。 ●筆圧曲線 補充 背景色 ![]() 混色を使用しているときの補充の色は、本来描画色が混ざるものですが、 それに背景色も併せて2色混ぜられるのが「筆圧曲線 補充 背景色」です 筆圧によって色が変わります 「補充」スライダを1以上にしてから使う この機能をオフにしたい場合は、曲線を全て下にすればOK ※補充の強さを筆圧によって変えたい場合は「筆圧曲線 補充」でできます ![]() ![]() ![]() ![]() 描画色は色を選べる部分の手前に表示されてる色。後ろに表示されてるのが背景色 画像左では青が描画色で水色が背景色、画像右では水色が描画色で青が背景色。 [α]→[描画色、背景色 連動]を使うと色作りが楽です 色パレットで色を選択する時にShiftを併用すると描画色と背景色を変更する事が出来ます 詳しくは→<色パレット編>の色保存パレット、メニュー欄 の項目を参照 ●筆圧曲線 消去 ![]() ![]() 描画の中に消去(消しゴム)が混ざる事により、透明感のあるブラシが作れます 筆圧によって消去され具合が変わります 半分より上にすると消去のみになります オフにしたい場合は曲線を全て下にすればOK ※「混α1」「混α2」スライダと似た機能ですが別物です 消去の最大値は「消去」スライダで設定した数値まで。 ![]() 色を塗り重ねたい場合は、[レイヤー]→[乾燥]を使って別レイヤーに結合していけば良い いちいち結合するのが面倒な時は、「ps不透明度」スライダを98ぐらいにすれば一筆ごとに塗り重ねられます ![]() 描画色を入れないで、消去(消しゴム)のみにしたい場合は描画「なし」にすれば出来ます ![]() <検証> 全面をピンクで塗り潰した後に描いています。 濃度とは「濃度」スライダの事です 検証用ブラシ 他の筆圧設定は全てオフにして、「間隔」最大で検証しています。(並べるために「格子」も使いました) ブラシ画像は「円」にすると画像内の色がほぼ黒1色(灰色が無い)なので、検証しにくいので変えました ブラシ画像は<download>の「kpスキャン筆」の中にあります ![]() ↑上の画像で言う黒の部分(描画)は変化していなくて、 消去(消しゴム)の部分が変わるのが「筆圧曲線 消去」です。 (描画(黒い部分)は「筆圧曲線 濃度」で変わるのだと思います) ただ、なぜギザギザした部分が出てくるのかが分かりません。 内部的に数値が100を超えると百の位が切り捨てられるのかな?(例えば102%が2%に) ギザギザしてる部分は本来100%消去されている部分と考えるとなんとなくしっくり来る気がします。 (ver1.32_script23時点) ![]() なので筆圧曲線消去を最大値にしても、消しゴムと完全に同じ物にはなりません <検証2> 「筆圧曲線消去」と併用できるのが、混色の項目にある「消去」スライダ ![]() 消去(消しゴム)の部分の濃さが変わるみたいです。 ![]() |