●レイヤー操作
移動したいレイヤー(↑の場合はレイヤー4)を掴んでから、移動させたい位置に持っていてから放す。
赤い線が出るのでその位置で離すと良い。
レイヤー名をダブルクリックすればレイヤー名の変更。
サムネイル部分をctrl(alt)+クリックで、そのレイヤー内の描画部分を選択。
Shiftも併用すると複数のレイヤーから選択範囲を取得可能
レイヤーを右クリックすると赤い枠が出て描画レイヤーと選択範囲を指定したいレイヤーを分けることが出来る。
ツールオプションで「全てのレイヤーを使用」をオフにしている時に有効。
詳しくは<ツールとツールオプション編>のバケツツール、自動選択ツール、ブラシツールのトレースベジェ曲線の項目参照。
レイヤー結合時、上のレイヤーのブレンドモード(加算、減算、差の絶対値…)を変えている場合は
グループ化をしてから結合すると色味が変わらず結合できる。
●レイヤーパレット説明
…レイヤーを新規作成
…選択中のレイヤー、グループフォルダを削除
…グループフォルダを新規作成
レイヤーの合成モード(ブレンドモード)
※この項目は追加する事が出来ます→<レイヤブレンドモードの追加編>
・「通常」…普通。上のレイヤーの色で塗り潰される。
・「乗算」…上のレイヤーの色と下のレイヤーの色が足されて濃くなる。
・「スクリーン」…白くっぽく明るくなる。明度のみ?
・「加算」…光ってるような明るい色になる。明度+彩度?
・「差の絶対値」…色が反転した状態で重ねる?
(下のレイヤー(青の縦線)は「通常」のまま、上のレイヤー(赤の斜め線)のブレンドモードを変えてます)
「不透明度」スライダ…選択中のレイヤーの表示する透明度(%)を決めます
「透明保護」…レイヤー内の、既に塗ってある描画の透明度をロックする。
はみ出さずに塗ることが出来ます。
→
「グループ化」…クリッピングマスク。下にある親レイヤーの形で切り抜いて表示する。
グループ化 ctrl+G
グループ化解除 ctrl+shift+G
→
●レイヤーパレットの「▼」ボタン
「新規レイヤー」…レイヤーを新規作成。ctrl+shift+N
「新規ベクターレイヤー(test)」…ベクターレイヤーを作成
「レイヤーを複製」…レイヤーを複製します。ctrl+J
「フォルダを複製」…選択したフォルダを中身のレイヤーごとそのまま複製します
「フォルダを複製(表示レイヤーのみ)」…選択したフォルダの中にある、表示されているレイヤーだけをフォルダごと複製します
「レイヤーを削除」…選択中のレイヤー、グループフォルダを削除
「下のレイヤーと結合」…下のレイヤーと結合します。ctrl+E
「パレットオプション」…レイヤーサムネイルのサイズを設定します。
レイヤーの高さを小さくして省スペース化できる
●メニュー欄
「新規レイヤー」…レイヤーを新規作成。
「新規ベクターレイヤー(test)」…ベクターレイヤーを作成→<ベクターレイヤー編>参照
「レイヤー色変更」…1bitレイヤーと8bitレイヤーの色を変える事ができます→<1bitレイヤー、8bitレイヤー編>参照
「新規レイヤー 1bit(test)」…二値で描ける単色レイヤーです→<1bitレイヤー、8bitレイヤー編>参照
「新規レイヤー 8bit(test)」…アンチエイリアス有りで描ける単色レイヤーです→<1bitレイヤー、8bitレイヤー編>参照
「新規グループ」…グループフォルダを新規作成→<グループフォルダ編>参照
「レイヤーを複製」…描画を保持しつつ、レイヤーを複製します。
「フォルダを複製」…選択したフォルダを中身のレイヤーごとそのまま複製します
「フォルダを複製(表示レイヤーのみ)」…選択したフォルダの中にある、表示されているレイヤーだけをフォルダごと複製します
「レイヤーを削除」…アクティブなレイヤー、グループフォルダを削除
「下のレイヤーと結合」…下のレイヤーと結合します。
「乾燥」…描画部分のみを下のレイヤーに結合させます。
何回も結合しながら描く描き方の場合に、新規レイヤ→レイヤ結合の動作がワンタッチで済みます
主に、描画「境界」のブラシを使ってる時に使うと便利な機能。
ただし、現在のレイヤー数が1枚の時のみ新規レイヤ(乗算、透明度31%)を出します。
※レイヤーブレンドモードを「乗算」以外に設定しても使える
「編集 レイヤーマスク」…レイヤーマスクを編集する時に使います。詳しくは→<レイヤーマスク編>
「レイヤーを保存」…レイヤー一枚分を透過pngで保存します。
「ベクターレイヤ読み込み」…「ベクターレイヤ保存」で保存した.nvファイルを開く事が出来ます。
ベクターデータのままなので再度パスでの編集が可能。
※他のPC間でやり取りする場合は、ブラシ画像やテクスチャ画像が.nvの中に含まれていないので
ネコペの環境が同じでないと、ブラシ画像やテクスチャ画像は再現されません。
「ベクターレイヤ保存」…「v:」が書かれたベクターレイヤー一枚分をラスタライズせずにベクターデータのまま保存します。
保存形式は独自形式の.nvのみ。
「線画抽出」…ワンタッチで線画を透明化できます。
スキャナで取り込んだ線画などで白い部分を簡単に透明化できます
「左右反転」…選択中のレイヤー内にある画像を左右反転します。
「上下反転」…選択中のレイヤー内にある画像を上下反転します
「アクティブレイヤーのみ表示」…現在選んでいるレイヤーのみ表示します。
「上のレイヤー」…アクティブレイヤーの上のレイヤーをアクティブにする。ショートカットキーを設定してから使うと便利
「下のレイヤー」…アクティブレイヤーの下のレイヤーをアクティブにする。ショートカットキーを設定してから使うと便利
→
グループフォルダはフォルダ部分をクリックするとフォルダが開いたり閉じたりするので
レイヤーの省スペース化が出来ます。
また、グループフォルダでレイヤー合成モードや不透明度を一括で変更することが出来ます。
フォルダ内にフォルダを作る事も出来ます。
フォルダを選択した状態で、「フォルダの複製」ではなく「レイヤーの複製」をすれば擬似的にレイヤーの統合が出来ます
移動ツールで複数レイヤーを移動させたい時はグループフォルダに入れると、フォルダごと移動できます(ver1.27以降)
※ただしグループフォルダのレイヤーモードを「通過」にしていると移動出来ません。
●使い方
まずグループフォルダを作ります。
ボタンか、メニュー欄のレイヤーの項目から、又は▼ボタンから新規グループ作成をします
レイヤーを中に入れます。
中に入れるにはレイヤーを持って、グループフォルダの名前の下の辺りで放すとok。
→
グループフォルダの開閉は、名前の横のフォルダアイコンをクリック
●通過
グループフォルダのレイヤーブレンド(乗算、加算などの項目)にのみ「通過」という物があります。
これはグループフォルダ内にあるレイヤーでレイヤーブレンドを変えているとき、
グループフォルダ内でしかレイヤーブレンドが反映されないのを、グループフォルダ外のレイヤーにまで反映させるものです。
※ただし「通過」にしていると移動ツールでの移動が出来ません。通常に戻してから移動させてください。
グループフォルダ無しの状態。一番上の「加算」が下二枚のレイヤーにちゃんと反映されてます。
グループフォルダ「通常」の場合。
グループフォルダの中に一緒に入っているレイヤーには「加算」が反映されてますが、
グループフォルダの外にある赤で塗り潰したレイヤーには「加算」が反映されていません。
グループフォルダ「通過」の場合。
グループフォルダ外のレイヤーにまで、レイヤーブレンドの効果が反映されるようになりました。
1bitレイヤーと8bitレイヤーは単色レイヤーです。
1bitが二値で描ける単色レイヤー、8bitがアンチエイリアス有りの単色レイヤー
(1bit=2、8bit=256なのでレイヤーのα値がこの色数なのだと思われる)
●作成
それぞれ、[レイヤー]→[新規レイヤー 1bit(test)]、[新規レイヤー 8bit(test)]から作成することが出来ます
レイヤー名の頭に「1:」が付いていれば1bitレイヤー。「8:」が付いていれば8bitレイヤー。
●保存
psdで保存すれば、1bitレイヤー8bitレイヤーを保持したまま保存が出来ます。
ネコペ以外の他のソフトで読み込んだ時は、通常レイヤーとして読み込まれます。
●色変え
最初に描き始めた色で固定されるので、色を変えたいときは
[レイヤー]→[レイヤー色変更]
で、現在の描画色に変更されます
→
→
●通常レイヤーに変更
現在、1bit・8bitレイヤーを通常レイヤーに変換する機能は付いていないようです(ver1.30_script14時点)
そのままだと通常レイヤーとの結合が出来ないので、どうしても変換したい場合は
コピーアンドペースト(又はレイヤーの複製)をすると通常レイヤに変換できます。
以前の方法↓
他のソフトでpsdを開いてレイヤー名の最後に付いている「[1bit][#256,12,23]」などの項目を消してから上書き保存しましょう
ベクターレイヤーは名前に(test)と付いている通り、試作段階の物です。
後々仕様が変更になる可能性があります。
現時点(ver1.33script24)での説明をします。
●ベクターレイヤーとは
ベクターデータで線が描かれるので、一度描いた線をパスを使って形の変更ができたり、
筆圧の変更、線種の変更が出来ます。
.psdなどで保存するとラスタライズされ、普通のレイヤーとなってしまうのでパスでの編集が出来なくなります。
しかし、[レイヤー]→[ベクターレイヤ保存]を使えばベクタレイヤー一枚分をベクターデータのまま保存がすることが出来ます
→詳しくは<メニューバー編>のレイヤーの項目をご覧下さい。
●作成する
メニュー欄の[レイヤー]→[新規ベクタレイヤー(test)]か、
レイヤーパレットの▼ボタンからベクターレイヤーを作成します。
すると名前の前に「v:」が付いたレイヤーが出来ます。
※ラスタライズすると普通のレイヤーになるので「v:」は消えます。
※現時点でのラスタライズの方法は、一度保存してから開き直す、のみ。
そして、ベクターレイヤー上でブラシを使って線を描きます。
※現在使えるのはブラシツールの「フリーハンド」「曲線」のみ。
※フリーハンドでshift+クリックすれば一応直線が描けるが、パスが表示されないのでベクターとして使えない。
パスを決め打ちしたい場合はブラシツールのツールオプションの「曲線」を使うと良い
「曲線」を使う場合はCtrl+クリックで線の確定してやらないとベクターレイヤー上で選択できません
※ブラシツール「曲線」でのオプション
クリックでパスを打つ
Alt+クリックでパスの移動
Shift+クリックでパスの追加 ※Shiftを併用する場合は[α]→[消しゴムを使用する]のチェックをオフにしてから使用してください
Ctrl+クリックで線の確定
→
●パスの操作
ストロークの選択は「F」 選択の解除は「B」 パスを追加してやりたい時は「C」 パスを削除したい時は「R」 ストローク自体を削除したい時は「E」 |