▼混色「細かく」の考察

考察なので、自分メモです。
先に言っておきますがブラシは完成しません




↓の様に一筆でグラデーションの面が描けるブラシをネコペで作れるんじゃないかと試してみた。
アナログ画材のポスターカラーで描きました
平筆のブラシの片端に緑の絵の具を、もう一方に黄色の絵の具を付けて、グラデーションを持続しながら描いています。


平筆の片端に緑の絵の具、反対の端に黄色の絵の具を付けてまっすぐ描いた

少し上下に揺らして描いてみた

更に細かく上下に揺らして描いてみた






●再現してみる

このアナログでの塗りをNekoPaintで再現してみる
混色「細かく」でキャンバスの色を取得したらできるんじゃないかと思ってやってみた。


混色「細かく」で「混色」「補充」「補充s」「ぼかし」を0にし、「混色s」を100にする
(「混色s」の代わりに「混色」を100で使っても良いけど、色の取得がやりづらいです。すぐ他の色が混ざる)
回転「一定」にした方が無難
ブラシ画像は円ではダメ。縦長の「楕円2」を使うことにします↓



上のブラシを使う前に、↓こういう色を作ります


上のブラシを選択し、この画像の色を取得するようにブラシを少し動かします。


そしたら何も弄らずに、「混色s」スライダを0にする


いざ描いて見ると…
一応出来た                        ↓もうちょいグラデっぽく。
       
    ※「混色s」を途中で0にするのは、数回ストロークを描くとキャンバスにある色を拾ってしまう可能性がある為。濁ってしまうから。
    ※混色と補充を0にすると最初に取得した色のみで描いてくれるのでいつまでもこの色を保てる
    ※ただしブラシサイズを弄ると色がリセットされてしまうので注意



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ただ、この描き方だと横方向しか出来なかったです。

↓そのまま縦に描くと。 ↓回転「一定」でブラシ画像を
  90度傾けると。カオス
↓回転「進行方向」。さらにカオス

←イメージ画像。こうしたい。
  (結果的には無理でした)





●なぜ青が出てきたかと言うと

ちなみに、「一定」や「進行方向」でブラシ画像を回転している時、
途中でなぜか青色が混ざってますが、これは現在の描画色が青だったためです。



なぜ青が出てきたかと言うと
「混色」100で色を取得した際、↓の様な感じで四角く画像として色が取得されたんだと思います。


白い部分は何も塗っていない透明な状態です。
透明部分は反映されないため、現在の描画色で補完されるようです。

↓要するにこういう状態になる


ブラシ画像を回転させると↓こうなるので、透明部分が含まれてしまいます
(ブラシ画像は回転するが、取得した色の画像が回転してくれない)


なのでそのまま描くと、こうなった↓
 





回転「進行方向」や「一定」でブラシ画像を回転させた時、
この取得した色(画像)も回転してくれれば
↓これが再現できたんですが…無理でした。


あと透明部分の処理を、現在の描画色で補完せずに透明のままに出来れば、
painterのイメージホースとか再現できそうな気がします。
↓こんな感じ








もしも、色の問題が解決していたらと仮定して、続きです。

●補足:ブラシ画像の回転の考察
 ←イメージ画像
↑こうしたい場合、回転「進行方向」では再現できません。
中心にブラシを寄せた時にブラシ画像が横に向いてしまうためです。


正しく再現するには回転「傾き」にすれば出来ます。

しかし、腕を傾けながら描かなくてはいけないので実用的じゃないですが、
とりあえずこれで出来るようになる





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●応用:星空&ドット
さっきのブラシは完成しなかったけど、
ブラシ画像「円」のまま画像を並べるだけなら出来るんじゃないかと思ってやってみた。

星空を作ってみる
↓まずこういう星の絵を作ります

さっきの要領で混色で取得して、混色sを0に戻して
ジッターで散布。ランダム最小サイズも弄ります
すると…できた!


でもよく見ると…

ランダム最小サイズでブラシサイズが小さくなった時に
画像が小さくなってくれないようです

こういう状態になってたみたいですね
ちょっと残念



「格子」を使えば面白いドット模様は作れる
こっちは使えそう






とりあえず終わり










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